キンケイ Golden Pheasants

上写真：オス
下写真：メス

キンケイは中国西南部に広く分布しています。

産卵期には、1クラッチ5～7個の卵を産みます。抱卵期間は23日。

食性は雑食で、草や木の葉、花のつぼみ、昆虫、果実等何でもよく食べます。キジ用のペレット以外で当ファームで与えたことのあるものは、木の葉やクローバー、三つ葉、はこべ、レタス、キャベツ、ミルワーム、コオロギ、デュビア、イチゴ、バナナ、ブドウ、グミ、ユスラウメ、ブルーベリー、梨、柿等です。

飼育スペースは、1.8ｍ×3.6ｍ以上の半露天がお勧めです。

初心者向きの比較的飼育しやすいキジと言われていますが、当ファームで飼育しているような純血個体はとてもワイルドで扱いが難しいです。現在、日本国内でキンケイの純血種を飼育している人は非常に少ないと思われます。

上写真：ファーム設立以前にオーナーが飼育していたキンギンケイ。兜のしころに相当する部分が銀色。

参考文献："Pheasant Breeding and Care" by Jean Delacour & "The Pheasants of the World" Paul A. Johnsgard